補綴治療は、単に「噛めるようにする」ことだけが目的ではありません。
その先にある「食事を楽しむ」「会話を楽しむ」「自分らしく笑う」ための人生を支える治療だと考えています。
これまで多くの患者さんに接する中で感じるのは、
見た目や噛み心地が改善すると、気持ちまで前向きになるということ。
それが補綴治療の本当の力だと感じます。
治療のスタートは「聞くこと」から
初診の際には、すぐに型取りをすることはありません。
患者さんの生活背景、これまでの治療経過、困っていることを丁寧に伺い、
「なぜ今の状態になったのか」を一緒に考えていきます。
その上で、入れ歯・インプラント・ブリッジなど、
最も自然に噛める方法を一緒に選択していくことを大切にしています。
治療の先にあるもの
噛めるようになることで、食事が楽しくなり、外出も増え、会話も増える。
患者さんの生活そのものが明るく変わっていく瞬間に立ち会えることが、
この仕事の一番のやりがいです。
今後も、一人ひとりの「噛める喜び」を大切にしながら、
人生をより豊かにする補綴治療を続けていきます。
まとめ
補綴治療とは、噛むための“技術”ではなく、
笑顔を取り戻すための医療だと考えています。
これからも患者さんと共に、“噛める喜びを人生の力に”変えていけるよう努めてまいります。