奈良で入れ歯治療をご検討中の方へ。
入れ歯の相談を受けていると、
・最近体力が落ちてきた
・歩くのがしんどくなった
・食事量が減った
といったお話を聞くことがあります。
多くの方は
「年齢のせい」と思われています。
しかし実際には、
噛みにくさが筋肉量の低下につながっている可能性があります。
■ 高齢期の健康を左右する「筋肉」
近年の研究では、
高齢期の健康を左右する大きな要因として
サルコペニア(筋肉量の減少)が注目されています。
筋肉量が減ると
・転びやすくなる
・歩く速度が落ちる
・疲れやすくなる
・要介護のリスクが高くなる
といった問題につながります。
そしてこの筋肉を維持するために重要なのが
たんぱく質の摂取です。
■ 噛みにくいと、たんぱく質が不足しやすい
たんぱく質を多く含む食べ物には
・肉
・魚
・豆類
・ナッツ
・繊維の多い食材
などがあります。
これらは
比較的しっかり噛む必要がある食品です。
そのため、噛みにくさがあると
・肉を避ける
・魚を減らす
・豆類を食べなくなる
といった食事の変化が起こります。
結果として
たんぱく質不足 → 筋肉量低下
という流れが起こる可能性があります。
■ 「やわらかい食事」は安心とは限らない
噛みにくい場合、
・麺類
・おかゆ
・パン
・やわらかいおかず
などが中心になりがちです。
これらは食べやすい一方で、
・炭水化物中心になる
・たんぱく質量が少ない
・栄養密度が低くなる
という特徴があります。
つまり、
食べているのに筋肉が減る
という状態が起こることがあります。
■ 入れ歯治療の本当の目的
入れ歯や義歯治療は、
単に歯の代わりを作ることではありません。
本来の目的は
「きちんと噛める状態を取り戻すこと」
です。
しっかり噛めるようになることで
・食事の種類が増える
・たんぱく質が摂りやすくなる
・筋肉量の維持につながる
・健康寿命の維持につながる
という好循環が生まれます。
■ 奈良で入れ歯治療を考えている方へ
奈良で入れ歯治療を検討されている方の中には
「とりあえず入れ歯が入ればいい」
と考えておられる方もいらっしゃいます。
しかし、
合わない入れ歯や
噛みにくい義歯を使い続けることは
食事内容の変化を通して
全身の健康に影響する可能性があります。
当院では
噛み合わせや顎の動きも含めて評価し、
きちんと噛める状態を目指した義歯治療を行っています。
入れ歯は、
見た目の問題だけではありません。
噛む力は、
全身の健康を支える土台です。
次回は
・ビタミンと口腔環境
・栄養と義歯の適合
などについて、
歯科の視点からわかりやすくお話していきます。