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コラム

補綴治療の基本は“診断力”にあり ― 原因を見抜くことから始まる治療 ―

入れ歯やインプラント、ブリッジなどの補綴治療は、
「失った歯をどう補うか」だけでなく、
「なぜその歯を失ったのか」「今後どう変化していくのか」まで考えることが大切です。

原因を見ずに治療を始めてしまうと、
結果として同じトラブルを繰り返してしまうことも少なくありません。

当院では、まず診断にしっかり時間をかけることを最も大切にしています。
それが、長く噛める・快適に使える補綴治療の第一歩です。


診断の重要性

多くの医院では、来院してすぐに型取り(印象採得)を行うケースもあります。
しかし、それは風邪をひいたときに薬だけを出すようなもの。

当院では、CT・3Dスキャナー・咬合分析装置などを用い、
欠損の原因や顎の動き、今後のリスクまでを見据えた診断を行っています。

さらに、自院内で3Dプリンターを活用し、
模型を再現して噛み合わせや設計を検討することもあります。
診断から治療設計までを一貫して行う環境を整えています。


学び続けてきた理由

歯科医師として20年以上、補綴治療を中心に研鑽を積んできました。
休日も学びを重ね、これまでに多くの講習や専門的な研修に参加しています。

その中で感じたのは、
「正しい診断」と「丁寧な工程」こそが、
長く快適に使える義歯をつくる基盤であるということです。


まとめ

“入れ歯を作ること”が目的ではなく、
“患者さんが噛める・話せる・笑えるようにすること”がゴールです。

そのために、原因の分析と診断を何より大切にしています。
これからも、一人ひとりに合った補綴治療を丁寧に行っていきます。

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